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機能語は文の中で発音される場合、特に強調してストレスを置かない限り、弱形と
呼ばれる発音になります。その単語を単独に発音するときの発音(強形)よりも
ずっと曖昧な弱く短い発音です。
「機能語」と言うのは文の重要な内容を伝えるうえで付属的な単語、脇役的な単語
です。具体的には次のような品詞の単語です。
助動詞: can, will, could, would, ought to, should, should have....
Be動詞:is, am, are...
人称代名詞: he, she, I, we...my, your, his... h
冠詞 : a, an, the
接続詞: and, but, or...
前置詞: at, of, for...
関係詞: 関係代名詞の who, that, 関係副詞の where, when, why, how..
たとえば and という機能語をネイティブに、この一語だけで発音してもらえば[ænd]と
発音します。"a" の音[æ]を、くっきりと強調します。
でも文中だと[ænd]と発音することは、普通はありません。
and の弱形の[ənd] とか[ən]という音になります。
and を文中でも [ænd]と発音するのは、「〜だけじゃなくて〜も」と、ことさら
強調するためにストレスを置きたいときだけです。(音声付の例はこちら)
ネイティブは無意識に弱形を使っていますが、ネイティブでない私たちは、弱形には
どのような音があるのか頭の中で整理しておくと、リスニング能力の向上に役立ち
ます。 |
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また、あなたが自分で話すときも、弱形をきちんと把握しておくと英語らしくなります。
機能語を、まったく弱形を使わずに全部くっきりと発音していると、ネイティブの耳に
とっては、なんだか堅苦しい、時には気取ったような英語、そしてリズム感に欠け
る聞きづらい英語になってしまいます。一方、機能語を、ただ弱く、曖昧に発音した
だけではいい加減な聞き取りにくい英語になります。
ここでは、弱形のうち、私たちが聞き逃しがちなもの、文中でも強形を使ってしまい
がちなものをいくつか見てみましょう。
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強形 |
弱形 |
as |
[æz] |
[əz] |
at |
[æt] |
[ət] |
to |
[tu:] |
[tu]/[du]、[tə]/[də] |
and |
[ænd] |
[ənd]、[ən] |
or |
[ɔ:r] |
[ər] |
for |
[fɔ:r] |
[fər] |
from |
[fram] |
[frəm] |
of |
[av] |
[əv]、[ə] |
I |
[ai] |
[əi] |
he |
[hi:] |
[hi] [i] |
his |
[hiz] |
[iz] |
them |
[ðem] |
[ðəm] |
can |
[kæn] |
[kən] |
does |
[dʌz] |
[dəz] |
some |
[sʌm] |
[səm] |
where |
[hweər] |
[weə(r)] |
why |
[hwai] |
[waə] |
when |
[hwen] |
[wen] |
who |
[hu:] |
[u:] |
how |
[haʊ] |
[aʊ] |
* たいていの辞書には、強形と並べて弱形の発音記号が少なくとも一つは記載されています。
さて、日常会話でカジュアルさが増していくと、弱形がさらに曖昧になっていきます。たとえば弱形では、母音が曖昧母音[ə]になりますが、カジュアル度が進むと、
この曖昧母音が消えてしまう場合もあります。
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